志望校の合格と入学は通過点です。できていますか?最終的な卒業までの学費の工面の計画と準備が。

国の教育ローンと民間の金融機関の教育ローンの違い

「国の教育ローン」というのは政府系金融機関である日本政策金融公庫の国民生活事業が取扱っている教育費に関連する為の貸付です。

教育一般貸付と呼ばれる国の教育ローンは公的な融資制度になりますので一般的な営利目的の融資よりも条件面などで各種の配慮が行き届いています。 例えば、世帯年収による利用制限や母子家庭の優遇などがあります。

国の教育ローンと民間の金融機関の教育ローンの違い一覧


項 目 一般的な民間の金融機関 国の教育ローン(教育一般貸付)
申込条件 安定した収入のある方 世帯の年間収入(所得)の額で制限有
貸付利率 金利表示を確認
(保証料に関してなど要確認)
年2.25%(平成25年6月時点)
保証料別途必要※連帯保証人を立てれば保証料は不要
申込上限 300万円〜700万円
(金融機関によって違う)
300万円(学生・生徒1人につき)
借入方法 一括借入れタイプ
その都度タイプ(カードローン型)
一括借入れ方法のみ
必要書類 本人確認書類(運転免許証・健康保険証・パスポートなど)
住民票の写し(続柄を含む世帯全員)(原本)など
年収の確認できる書類(源泉徴収票または公的証明書)
入学・在学確認資料
左の項目にプラスして次の両方の支払い状況を確認できる預金通帳(最近6ヵ月分以上)が必要
●住宅ローン(または家賃)
●公共料金
申込から融資までの期間 通常1〜2週間程度
(審査の早さがセールポイントになっている場合が多い)
通常3週間程度
入学時期前後は申込みが集中するので時間が掛かる場合もあり

もちろん、国の教育ローンは後でキャンセルする事が可能です。 また、民間の金融機関の教育ローンも、 申込み後にキャンセル可能なケースがほとんどですので両方申込しておくと万が一の際に慌てる事は少なくなるでしょう。

実際に国の教育ローン(教育一般貸付)と民間の金融機関の教育ローンを併用しておられる世帯も多いです。

その場合は、国の教育ローンでまとまった教育費を一括で借りておき、 限度額が設定された都度引き出せるタイプ(カードローンタイプ)の民間金融機関の教育ローンを利用する場合が多いです。

ここではもう少しだけ 「必要な分だけを必要な時に限度額内で借りれる都度借入れタイプ(カードローンタイプ、カードタイプ)」 の教育ローンに関して解説させて頂きます。

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可能な限り利息を抑えて教育費を準備するために

できていますか?卒業までの学費支払い計画

一年目は国の教育ローンで乗り切ったけれども2年目の学費・生活費などの仕送りができずに困った、という方も実際に多いです。

これは大学の進学の際に多いことですが、実際に想定した選択肢以外の進路(学校)をお子さんが選んだ場合に起こりえる現象です。

「地元の大学に進学するとばかり思っていたのに・・・。」
「国公立の大学に進学してくれると想定していたのに・・・。」

この様な場合には、想定していた以上の費用が発生したりする事が多いです。 もちろん、思いもよらない出費もかさんでしまうこともあるでしょう。 そういった時に、すでに国の教育ローン(教育一般貸付)を利用されている方ならば、 先ほど紹介させていただいた民間の金融機関の教育ローンを併用する事も視野に入れて考えたいです。

民間の金融機関の教育ローンならば一括で借入を行う方法だけでなく、 必要な分だけを必要な時に限度額内で借りれる都度借入れタイプ(カードローンタイプ、カードタイプ)などが用意されています。

これは一定の限度額、 例えば200万円の限度額が設定されているならばその範囲内で学費が必要な時に入用の分の金額を借りるという事が可能です。

後どれくらい学費の支払いに不足が出るか分からないという不安な状況の時などや、 一括でたくさん借りてしまった場合に使わなかった分の利息がもったいない、という時に有利です。

民間の金融機関の教育ローンの利点を活用する

民間の金融機関の教育ローンは選択肢が数多くあります。 その分、選ぶ際に迷うことが多いですが見極めるポイントは限られています。

前述させて頂いた、 「必要な分だけを必要な時に限度額内で借りれる都度借入れタイプ(カードローンタイプ、カードタイプ)」 ならば申込み段階から返済を実行し始める時まで幅広いケースを想定して借入先を検討すべきです。

必ずしも目先の金利が安いことがトータルとして有利とイコールにならない事は最低でも認識しておきたいです。 つまり、返済の段階までも考えた次の様な項目を申込み前にチェックしておきたいです。

返済の手数料

繰上返済時に必要になってくる手数料などです。 理想は「何度繰上返済しても無料」という条件の教育ローンが返済時には選択肢が広がり有利です。

保証料

保証料の有無でトータルの金利の有利さが違ってきます。 保証料込みかどうかの確認はもちろん、固定金利か変動金利かの確認も忘れないようにしましょう。

元金据置きの可否

在学中は利息のみの支払いだけでも可能かどうかのポイントです。 ほとんどの場合、在学中の据え置き期間は設定されていますが、念のために確認しておきたいです。

申込みの段階で煩雑な手続きなどはないか

ネット・郵送で申込み可能なサービスがやはり手軽で便利です。

団体信用生命保険の有無

万が一の場合に備えて保険に加入できれば安心です。 保険料の分の金利上乗せがあるかどうかなども確実にチェックしておく必要があります。


「志望校合格・入学」は通過点

上記に記載させて頂いたポイントが民間の教育ローンを選択する場合の最低限のポイントですが、 教育費準備金が不足する事はお子さんの在学中にも十分起こりえることです。

お子さんが無事に志望校に合格して入学式を済ませたから安心ではありません。 最終的には無事に卒業まで学費面での不安要素を払拭する為にこまめな情報収集は忘れず実行しておくことがベストです。

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